占いは、大きく分類する事で命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)の三種類に分ける事ができます。
その目的に応じた手法や、それにともなう技術が存在し目的によって、占い師はそれを組み合わせ使用します。
命術
誕生日ごとに鑑定を行い、誕生した生年月日・時間や生まれた場所の要素も加える事により、個人の性質や傾向、人生の流れなどを占います。
四柱推命
生まれた年・月・日・時間をそれぞれ一つの柱として、四柱を軸に読み解いていきます。
陰陽五行説が元になっていた更に干支・十二支・暦を使います。
紫微斗数
紫微斗数とは、中国の代表的な占星術。
「紫微」とは紫微垣の略。古代中国の天文学で北斗七星の北にあり、天帝の居所とされた星座のこと。
生年月日、時間・出生地の基礎データから個人の運命を予測しあらゆる出来事を12のカテゴリに分類します。
この占術は西洋占星術、ホロスコープによく似ていて、十二宮の中に様々な象意を持つ星々をおいていくという技法も同じです。
0学占い
0学は、主に生年月日によって12の支配星に分けて運命を占うが、0星と称される六王星を基本としています。
0学は易、四柱推命、気学、西洋占星術など、さまざまな占術をもとにして作られた「運命学の集大成」ともいわれています。
相術
相術は個人の認識される記号全てを使い、鑑定を行う手法です。現在の状態と人への影響などを見る占いとされています。
手相占い
手相は手の平に現れるラインや、手の形や肉づきや指の形をみて、その人の性格や才能、運勢の鑑定をする占いです。
手相の歴史は長く、3000年~5000円前の古代インドに始まったとされています。その後、手相占いはエジプトや中国、ヨーロッパ、古代ギリシャに広まりそれぞれ独自に発達したと言われています。
夢占い
夢占いとは、夢に出てきたものや状況を元に現在の心理状態や近い未来に起こる出来事などを判断する事です。夢の内容には、見えない世界や無意識良識からの意味のあるメッセージが隠れているという事を前提にしています。
卜術
個人がかかわり合いのある事柄を占う時に用いられる手法です。
何か決断する時などに使う事が多く、無意識を利用して行うものでもあります。
太占
太占は古代日本で行われていた日本発祥の最古の占い。牡鹿の肩甲骨を上溝桜樹皮を炭火にしたもので焼き、その形によって占います。
亀卜
亀卜は亀の甲を焼き、そのひび割れの入り方で吉凶を占う占術。中国では竜山文化時代から殷時代にかけて良く使われていたそうです。
現在でも東京都の武蔵嶽神社、群馬の貫前神社で行われています。